MotoGP(コンピュータゲーム)とは、ロードレース世界選手権を再現したレースゲームおよびそのシリーズ。「MotoGP」自体が同選手権およびその最高峰クラスの名称であり、名称が個々のメーカーにライセンス供与されているため、同一名称でもプラットフォームにより開発・販売元が異なる。
なお、文中の発売日は日本市場のもの。
世界各国でのグランプリレース(GP)での順位に応じてポイントを加算していき、年間チャンピオンを決定する。
全クラスにライダー選手権とマニファクチャラー(メーカー)選手権があり、現在はMotoGPクラスのみチーム選手権も存在する。マニファクチャラー選手権はメーカー内の最上位入賞ライダーのポイントのみを加算する。チーム選手権はチーム内の全てのライダーの入賞ポイントを加算する。
ロードレース世界選手権は、世界各国を転戦しながら全18戦でチャンピオンを決定する。チャンピオンシップはポイント制で、1位25ポイント、2位20ポイント、3位16ポイント、4位13ポイント、5位11ポイント、以下1ポイントずつ減っていき15位1ポイントとなる。エントリーライダー数(2010年シーズン開幕時点)は、MotoGPクラス:17人、Moto2クラス:40人、125ccクラス:27人。このほかに各大会にはそれぞれのクラスに限られたワイルドカードという特別出場枠があり、レースの主催者の推薦によりスポット参戦が認められている。
レース期間は3日、「初日:フリー走行(練習)、2日目:フリー走行→公式予選、3日目:ウォームアップ走行→決勝」という流れで行う。 2010年シーズンでは、初日のフリー走行が45分から60分へと増大。2日目の午前にも60分のフリー走行を行い、午後に1回のみの公式予選となる。
定められた時間内にタイムアタックを行い、速いタイムを出したライダーの順にスタートグリッド位置が決まる。いわゆる107%ルールが存在するが、F1のそれとは異なり、予選でトップから107%超のタイムだったとしても、各フリー走行で1回でもトップから107%以内のタイムを出していれば予選通過となる。また悪天候等の影響で予選不通過者が多く出た場合は、主催者側の判断により救済措置が適用されることもある。
原則としてMoto3 → Moto2 → MotoGPの順にレースが行われる。大会ごとの規定周回数を最も速く走ったものが勝者となる。レースは95 - 130km程度。それぞれのクラスで45分ほどとなる。最初に搭載した燃料で走りきれるため、基本的にピットインは無し。ただしMotoGPクラスには2005年より“フラッグ・トゥ・フラッグ”と呼ばれるルールが定められ、降雨時にはスリックタイヤを履いたマシンでピットインし、ウェットタイヤを装着済みの別のマシンへの乗り換え(あるいはその逆)が見られることとなった。
ナムコレーベルから発売。イメージキャラクターは吉乃ひとみ。レーサーが予習に使う、とも言われる。
カプコンから発売。
ナムコレーベルから発売。
エム・ティー・オーから発売。
マイクロソフトから発売。
THQ Japanから発売。
THQ から発売。
バンダイナムコゲームスが2007年にMotoGPを題材にした大型筐体ゲームを開発していることを発表した。ただし、国内ではリリースされず海外向けである。
ナムコよりリリースされた、MotoGPより前の最高峰クラスであったGP500クラスを再現したアーケードゲーム。ナムコのPS2版MotoGPはこの500GPの移植である。